保険の必要性って？

　最近、YouTubeや書籍で良く見かけるんですが、保険は必要ないという内容です。みんな、生命保険やがん保険や医療保険を加入していると思います。もちろん自分もいくつか加入しています。日本には健康皆保険という世界一の保険があり、国民は多額のお金を毎月払っているということです。

　私は、昨年病気治療のため約３週間ほど入院してました。入院中は手術もしました。治療にかかった費用の総額は約２６０万円ほどでした。若い世代は３割負担なので、約９０万円が病院から請求されました。これはこれで驚く金額でした。しかし日本には高額医療制度があります。医療費が高額だった場合は払い戻しの制度です。一旦９０万円を支払いして約３か月後くらいに差額が返金されます。または、事前に健康保険組合に申請書を提出すると、収入に応じて支払いの上限が決定されます。その証明書を病院に提出するとその分が考慮され差額を請求されます。私の場合、病院から請求されたのは約１８万円でした。高額医療制度が適応されるのは、純粋に治療費だけなので、食事代や差額ベット代には適応されません。私は差額ベット代がかかる部屋を選んでしまったので、もし通常の部屋に入っていればもう少し低額に抑えられました。たぶん１４万円くらいだったようです。さらに私が所属する健康保険組合では、医療費が高額だった場合、上限が２万５千円の支払いと決まっているため、後日１１万円ほど戻ってきました。ようするに今回の私の支払った医療費は７万円になりました。

　今回自身が実際に入院し高額医療を請求を受けた経験もあり、YouTubeや書籍で民間の保険が必要がないこと、なぜなら日本には国民皆保険制度と世界最強の保険があるため、民間の保険が必要ないことを実感しました。病気はいつどの程度のものになるかなど誰もわからないし、そのために毎月数千円の保険を支払い続けることは、いつ大当たりするか分からないギャンブルと同じことを意味すると思います。結局数万円ですむということは貯蓄の中から支払えばいいということです。その分貯蓄や投資に回した方がいいです。決して保険が悪いと言ってるわけではありません。わたしはサラリーマンですが世の中にはフリーランスの方もいらっしゃいますので必要に応じて加入すべきだと思います。書籍にも書いてありましたが、必要な保険は、自動車保険、火災保険だと筆者は言っています。例えば自動車運転で人をはねてしまったなどは保証するために必要な保険です。

　こういったことを知らないということはとても損をしていたことがわかりました。いまの時代は、書籍もそうですがYouTubeなど誰もが気軽に発信することができる時代です。こういったものを利用して世の中のことを知り上手に生きていくことが大切だと感じました。